こんにちは、Tomoです。
ロンドンはいまエリザベス女王の即位60周年のお祝いで、ユニオンジャックだらけです。
オリンピックモードはひとまず置いておいて、女王一色ですね。
さて今日のテーマは、『ロンドンオリンピック持続可能性Vol3、レンタル自転車(1)について』です。
2010年から、ロンドンの中心街(ゾーン1)に設置されはじめたレンタル自転車。
こちらでは、ボリスバイクと呼ばれています。
ボリスバイクとは、このプロジェクトを意欲的に進めてきた、ボリス=ジョンソン市長に由来しています。市長は大の自転車好きであり、朝の通勤シーンなどがよくメディアに登場してきます。こんな感じで。
ロンドンオリンピックに向けて、今も進められている自転車革命。ロンドン市内には、8000台のレンタル自転車と570の専用駐輪場が設置されています。
【Extends east=東へ広がる】中心市街地からはじまり、オリンピック会場がある東部に少しずつその走行できる距離を伸ばしています。下の広告の見てもらうと分かると思いますが、ロンドン東部には、バングラディッシュやインド系の人々が多いので、ターバンを巻いた人も登場していますね。
2000億円以上のお金をつぎ込んでいる自転車革命、もちろん持続可能性の話に深く関わってくるのですが、主な狙いは次の3点に絞られます。
−慢性的な交通渋滞を減らす
−二酸化炭素排出量を減らす
−市民の健康を促進させる
ロンドンでは慢性的な渋滞を解消するために、渋滞チャージ(普通車は繁華街を通過するために1000円以上!!を支払います)などを課していますが、それでもバスに乗って中心街に向かおうとすると、かなりの確立で渋滞に巻き込まれます。
市民の自転車利用率を高めること(ロンドン市民の5%まで伸ばしたいそう)で、どのような効果やが高まるかは非常に興味が湧きます。
ちなみにロンドン地下鉄がストライキで使用できなかった日の自転車使用状況が、面白い動画になって紹介されていました。どのように自転車が使われているか見てとれます。
http://vimeo.com/19982736
レンタル自転車(1)はこのへんで。
第二弾は、実際にオリンピックスタジアム付近で走ってきます。
その前に、日本から応援しに来る方々のために、どのように借りれるかを説明した動画を作成したので、参考にしてください。
レンタルは、1日使用で1ポンド。(30分ごとに返却の場合)
【ロンドンオリンピックの持続可能性vol 1】
【ロンドンオリンピックの持続可能性vol 2】
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