ロンドンの大学において、スポーツマネージメントを学んでいるTomoです。
今日の僕のテーマは、【ロンドンオリンピックの持続可能性】です。
持続可能性という言葉は、あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、
140文字以内で無理矢理に説明するとこんな感じになります。『僕たちの世代が、自分たちの子供や孫以降の世代の利益や要求を邪魔しない範囲で、環境を利用しましょう、その中でそれぞれの要求を満たしていくべきなのではないでしょうか。要するに、これは我々の姿勢の問題です。』
なんだ今日は開発のお話で、オリンピックの話をしないかとこのページを閉じられてしまいそうですが、Sustainability(=接続可能性)というコンセプトは、今回のロンドン五輪を招致する上でも大きな決め手だったんです。
なぜ大事かと言えば?
アタランタ、アテネ、シドニー
これらのオリンピックって、みんな大失敗しているんですよ。
そりゃもうみんな一発野郎的に、はじけて消えていったような大会たちです。
経済的にも、環境的にもやらなかった方がよかったんじゃないかと思うような、データが色々でてきます。
大会が終わった後に、借金は住民のみんなで負担しましょう。あの時は盛り上がりまくったけれど、誰が使っているのかよく分からない、お化け建物がたくさんあるそうです。
オリンピックを組織するIOCの方々も、この状況をちょっとヤバいなと思い、招致する国々におたくのSustainability的な視点はどうなっているんだい?と視察団は、チェックしているそう。
そこで当時ロンドンオリンピック招致したかったメンバーは、思い切って焦点を絞ったわけです。移民が多く、所得層が低い貧しい地区であり、開発が遅れている地域であるロンドン東部の活性化のためにオリンピックを招致し、整備する施設をオリンピック後もその地域の振興のために、恒久的に活用します!と。
じゃ、実際どんなことをしてきたのか?していくのか?
これが、僕のブログのテーマです。(毎回ではなくて)
イントロが長くなっちゃいました。【ロンドンオリンピックの持続可能性 vol 1】をまとめます!
経済効果は、何億円なんて記事をよく見ますが、その地域に住む人にとって大事なことは
自分の子供やその子供、友人の子孫たちが幸せに暮らせることの方がよっぽど大切にしたいと思います。オリンピックのスパンである4年では見えてこない長期的な視点で、ロンドン五輪がどんなことに取り組もうとしているかを書いていきます!
【ロンドンオリンピックの持続可能性vol 1】
【ロンドンオリンピックの持続可能性vol 2】
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